ざっと見てみましょう。

>青単信心
《ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact》

《地割れ潜み/Chasm Skulker》
を追加。それ以上は何もイラナイ。

>黒単信心
《血の署名/Sign in Blood》

《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
を追加。それ以上は何もツカワナイ。

>赤単信心
《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》

《強引な採掘/Aggressive Mining》
を追加。
下使われてるの見た事ないな。

>緑単信心
《起源のハイドラ/Genesis Hydra》

《女王スズメバチ/Hornet Queen》
を追加。
黒タッチもいいらしいですよ。

>白単ウィニー
《霊魂の絆/Spirit Bonds》

《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》
を追加。
信心には負けない。

>赤単ブリッツ
《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
がマスターピースとして追加。
めっちゃ速い。

>バーン
何もないよ。
《強引な採掘/Aggressive Mining》誰もツカッテナイヨ。

>オルゾフコントロール
変更無し。

>ESP
《霊気渦竜巻/AEtherspouts》

《虚空の罠/Void Snare》
を追加。後者色々言われるけど囲い解消型なら中略より強い事多し。

>グルール
《起源のハイドラ/Genesis Hydra》

《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
後者はコントロールに特効です。ライフを狙え!

これで全部かな?意外と少なかったね。
セレズニアはPTで使われていてもマイナー路線だし、
ラクドスやアゾコンは規定路線変更無しなので言及無し。


最終環境なのになんも作らんの?と言われたので、
以前使っていたセレズニアt黒と、
新型ESPのバージョンアップ版をご紹介します。

4《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》
2《ドライアドの闘士/Dryad Militant》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4《復活の声/Voice of Resurgence》
4《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》
2《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
2《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》

2《群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride》
2《不動のアジャニ/Ajani Steadfast》

4《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm》
4《セテッサ式戦術/Setessan Tactics》
4《ワームの到来/Advent of the Wurm》
1《覚悟+意欲/Ready+Willing》

4《豊潤の神殿/Temple of Plenty》
4《寺院の庭/Temple Garden》
4《草むした墓/Overgrown Tomb》
2《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
2《マナの合流点/Mana Confluence》
4《森/Forest》
4《平地/Plains》

---SB---
2《空殴り/Skylasher》
2《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer》
2《罪の収集者/Sin Collector》
2《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》
1《セレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya’s Voice》
2《払拭の光/Banishing Light》
2《異端の輝き/Glare of Heresy》
2《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》


セテッサ4と覚悟意欲以外特筆事項は無いのですが、
ダメランが増えた代わりに、
《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》をサイドに採れますよー、
といった感じに仕上がっております。
払拭の光の枠は《突然の衰微/Abrupt Decay》だった事もあったんだけど、
マナベースの再構築により変化しました。
《ひるまぬ勇気/Unflinching Courage》が好きな方はそちらをドーゾ。
メインの《ドライアドの闘士/Dryad Militant》は、
《不死の霊薬/Elixir of Immortality》グルグルを開始しようとする相手が、
露骨に嫌がるクロックです。
《陽刃のエルフ/Sunblade Elf》より有効ですね。
1刺しの《漁る軟泥/Scavenging Ooze》は、ブリッツ、黒単やジャンドなど、
消耗戦の多い相手に強いです。

では次。

1《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council》

4《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
2《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》

4《拘留の宝球/Detention Sphere》
1《払拭の光/Banishing Light》

3《思考囲い/Thoughtseize》
2《虚空の罠/Void Snare》
1《急かし/Quicken》
2《今わの際/Last Breath》
4《解消/Dissolve》
4《至高の評決/Supreme Verdict》
1《霊気渦竜巻/AEtherspouts》
4《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》

4《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
4《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4《静寂の神殿/Temple of Silence》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《変わり谷/Mutavault》
3《島/Island》
2《平地/Plains》
2《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》

---SB---
2《神々の神盾/Aegis of the Gods》
2《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》
4《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa》
2《盲従/Blind Obedience》
2《払拭/Dispel》
2《否認/Negate》
1《神討ち/Deicide》


はれるやスタン神であるキハラアツキ氏のUWtBから始まったESP。
キッツイ相手としてオルゾフコンとかグルールがあるわけですが、
サイドボードにそれらに抗するカードを入れました。
あまり見ない形のメインボードですが、
環境に赤単ブリッツやセレズニアが居る事。
それと、青単信心に
ギルスこと《ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact》
及びパシフィックリムこと《地割れ潜み/Chasm Skulker》
が追加された為、
速いデッキ相手のコントロールデッキとなるべく、軽量カードを多数取っています。

《虚空の罠/Void Snare》は、
基本的には打ち消せない《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter》や
早期に出て来た《ドムリ・ラーデ/Domri Rade》などを対象にします。
今までは《拘留の宝球/Detention Sphere》を使わされていた所を、
相手のハンドに差し戻す事によって、
後から引いて来た《解消/Dissolve》や《思考囲い/Thoughtseize》を
より有効に使えます。

次にサイドボードについてです。
元来は《ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram》などバーン枠にとっていた部分を
《神々の神盾/Aegis of the Gods》
《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》
《盲従/Blind Obedience》に変えました。
大元のデッキは黒単信心相手に
強迫と同じ枚数のカウンターを入れる事で対応していましたが、
近年はオルゾフコントロールの方が数が多く、
そうすると通してはいけない
《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa》
《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council》
《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
を解消し損ねる事態がままあります。
同じ理屈でライフを狙ってくるジャンドコントロールも好きではありません。

そういったデッキが使ってくるハンデスに対して、
《神々の神盾/Aegis of the Gods》は有効です。
もちろん除去されるカードではありますが、
サイド後に生物除去はほとんど入っていないことで
《英雄の破滅/Hero’s Downfall》や《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
を使わせる事が出来るので、入れて損はありません。
《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》の+起動も防ぐ事が出来ます。

《盲従/Blind Obedience》は
バーンだけでなく、赤単のブリッツや信心に有効なカードです。
青白コンが苦手とする《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
や《パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros》を止めてくれるので、
楽々《至高の評決/Supreme Verdict》を撃つ事が出来ます。
《虚空の罠/Void Snare》が活きてくるようになるのでそこも注目です。

《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》は
殆ど全ての信心デッキに入る上に、
赤単ブリッツなどに対しても緊急ブロッカー兼誘発封じとして使えます。
《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen》や
《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》が止まる上に
《火拳の打撃者/Firefist Striker》をも回避するので、
そこそこ以上に活躍します。
《神討ち/Deicide》が減ったのは
神タイプのカードの減少を受けてですが、
青単は依然として存在する為、より有効な《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》
を反撃の起点として採用しました。

若干同型コントロール用のカードは減りましたが、
《思考囲い/Thoughtseize》と《虚空の罠/Void Snare》で
こちらが「攻める」形を維持出来るので、
サイド後は打消しに加え《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》と
《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa》を
追加して相手を詰める勝負を挑めるようになっています。
グリフが生きていると《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council》ドレインは
誘発しないので、そこだけお忘れなく。

残る大きなスタンダードはWMCQのみとなりましたね。
次の環境のスタンがより面白い環境である事を祈ります。
では、また次回!

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