各カラー毎の考察-take 5-
2014年9月15日 スタンダードタルキールまとめ。
魔除けや隆盛についても。
☆アブザン
生物のサイズが大きいという印象を受けました。
どこに行っても《包囲サイ/Siege Rhino》は高評価ですね。見たまま。
今期一番大きな生物を従えるのはアブザンです。
隆盛はアグロデッキにとって嬉しい効果ですね。
魔除けはバランス良く刷られているという評価ですが、
前期において、使い勝手が良い
イゼットの魔除けは使われませんでした。こいつはどうかな?
実際の構築ではパワーカードを大量に有して力量差で相手を押し潰します。
《起源のハイドラ/Genesis Hydra》や
《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
《信者の沈黙/Silence the Believers》が僅かな差を作るでしょう。
☆スゥルタイ
探査システム用の構築をしてくれ、というカードが多いです。
死滅都市の悪鬼含め、墓地を利用します。
実際その方向で組んでもいいですが、
リアニという要素を入れると途端に弱くなるので、
コントロール寄りのベクトルで組むと強いです。
隆盛。個別の仕事量は少ないです。
タッサは殴る起点になりましたが、こいつは墓地に落とす起点。
使うなら墓地を利用できるカミサマと合わせるのが良いです。
魔除けは・究極の価格・帰化・ナントカ(過去のスペル)の組み合わせです。
どのモードも使用出来るので、除去が乏しくなったこの環境では利便性が高いです。
コントロールが使って悪くない性能ですね。
サグのやっかいものなどフィニッシャーは増えました。
☆ティムール
カウンターハンマーカードが多い印象。
バイオゴリラ、ウェッジエイプ、ナックルブレードなど呼び名は様々ですが、
3マナ4/4は良い仕事をするし、環境でも最後まで戦えるポテンシャル。
フィニッシャーが渋滞しがちなのに合わせて、
マナクリーチャーも増加したので、無難に構築出来ます。
隆盛はその構築に加えてもいいスペックで、
この隆盛のいい所はPWより生物を唱えたくなるようなシステムになっている所。
魔除けは・格闘・マナリーク・アンブロと、
生物を先に展開して殴り合う事を推奨する効果なので、
全ての能力が噛み合うミッドレンジに採用されますね。
☆ジェスカイ
果敢という能力に利便性があるので、
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や
《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》を受けて活躍するモダンを
これ以上強化しない為に、
制約をつけられたクラン。
とはいえ依然カマキリの乗り手は単純に強く、
如何に《胆汁病/Bile Blight》があるとはいえ
無視するにはいかない性能を持ち合わせています。
隆盛は非生物呪文を唱える度に効果誘発。
疑似警戒とパンプ、ルーティングといい、
実にトークンズに向いている能力です。
《急報/Raise the Alarm》を連打して《ヘリオッドの指図/Dictate of Heliod》
を出すデッキにぴったりの置物。
魔除けも同じく3つのモードを持ち
どのモードもトークンズならば活かせるのでお勧めです。
他所でも言及されてますが
フェッチランドが加わった環境の《捕海/Griptide》は、
除去として有用ですね。
☆マルドゥ
包囲サイを超えるサイズと能力を持つ
軍族の解体者は強いですね。
隆盛は一度だけ3マナの全体除去を躱せる上に、
平時はトークンを生成するので解体者の能力を後押しします。
魔除けは4枚積んでも腐らない攻防除去全てを備えていて、
このカラーリングで枠があるなら積みたいカードになっています。
今日の更新はここまで。
来週はプレリなので、皆さんの使用雑感が色々と聞けますね!
楽しみにしています。また次回。
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