三枚にオロスミッドレンジ-Sanji-
2014年9月20日 スタンダード〆!斬り!
と、かっこよく言ってもプレリに行けない現実は変わらない。
Nicolです。
色々とやるべき事がある中で、
プレリに行けない代わりに現実逃避してます←
今回はオロスミッドレンジを即席で作ります。
☆必要なのはこれだ。
《軍族の解体者/Butcher of the Horde》
《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
欲を言えばこの2枚だけで勝ちたい。
ちょっとだけ火力いれてこの2枚だけでなんとかならないの?
なりませんよね。
☆ベースとなる色起点を決める。
赤白なら8-12ポイント。
白黒や赤黒もほぼ同じ。
+初動
白は1-2
赤は1-3
黒は2-3
と、殆ど差が無いように見えるが
実際は
速度だけ見るなら黒一択です。理由はハンデス。
邪魔な壁を取り除けるので利便性高いです。囲いは言わずもがな。
但し継続戦闘能力は
ブリマーズや槍を取れないので白に劣ります。僅差です。
こういった理由から、
実際回されているタイプも黒型が多いですね。
☆味付けをする
どのデッキもそうですが、
自分と同タイプのデッキに勝ちたいなら構築の時点で独創性が必要です。
殆ど皆やりますけどね。
この色だと何があるんでしょうね?
《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》なんてどうでしょうか。
4マナ域以降は手前が活きる構成になっている事が大事です。
赤緑青怪物では《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels》がいるから、
後半引いた1-2マナクリーチャーも無駄にならないのですね。
☆総合してみる
手前で上がった話題通りに作るとこうなります。
4《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion》
4《刃の隊長/Chief of the Edge》
4《鱗の隊長/Chief of the Scale》
4《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
4《軍族の解体者/Butcher of the Horde》
1《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》
3《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
1《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
4《蔑み/Despise》
4《マルドゥの魔除け/Mardu Charm》
2《完全なる終わり/Utter End》
3《遊牧民の前哨地/Nomad Outpost》
4《静寂の神殿/Temple of Silence》
4《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
3《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
2《山/Mountain》
3《沼/Swamp》
1《平地/Plains》
R12.B19.W16
マナベース、一応頑張っては見ましたが、これで出なかったらすまぬすまぬ。
☆なんで彼らはいないのか?
スタメンから
《苛まれし英雄/Tormented Hero》やら
《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》やら
《アナフェンザの伝令/Herald of Anafenza》
《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》
《火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr》
《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》など抜きました。
後半はさておき、英雄がいないのはどーしてなのか。
《苛まれし英雄/Tormented Hero》や
《節くれの傷皮持ち/Gnarled Scarhide》などは、
黒単速攻では無二の武器であり、
付随効果を授与する事で活かす事が出来ました。
しかしこのデッキはミッドレンジ。
名前に拘るわけではありませんが、
ゲームの運び型がまるで違うし、勝ちたい相手も違います。
このデッキはそういった1マナドロップをサイド後に構成変化させて
「狩る」側のデッキであって、そういった動きをしたいゲームで
タップインだとかブロック出来ないという、
防御に不向きな連中を入れるわけにはいかなかったのです。
そこで1マナをほとんど切って、2マナ域の隊長シリーズを採用しました。
逆に言えばそこを補ってあまりある可能性が
《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion》にはありました。
簡単に言えば《軍族の解体者/Butcher of the Horde》にとって、
彼は弾切れしない生物供給源なのです。
後半のカードについては
メイン選択カラーが黒であるからです。
白赤という選択をするとより攻撃的なデッキになります。
ボロスヒロイックに黒を足すイメージです。
今回は黒選択なので出番がありません。
☆ブラッシュアップ
さて、ひな形は出来たので研磨します。
まず何が要らないか?弱いか?
言うまでも無く神ですねー←
味付けの種類は悪くなかったんですが、
赤白トークンの戦術はこのデッキには合わなかったようです。
顕現しない神に用は無いわけで、
ここは素直に
《通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage》に出てきてもらいましょう。
サポートだった《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》はサイドに。
すると方向性が見えてきます。
☆白黒t赤という案
4《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion》
4《刃の隊長/Chief of the Edge》
4《鱗の隊長/Chief of the Scale》
2《通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage》
4《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
4《軍族の解体者/Butcher of the Horde》
1《死の国のケルベロス/Underworld Cerberus》
4《蔑み/Despise》
2《停止の場/Suspension Field》
4《マルドゥの魔除け/Mardu Charm》
2《完全なる終わり/Utter End》
3《遊牧民の前哨地/Nomad Outpost》
4《静寂の神殿/Temple of Silence》
4《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2《沼/Swamp》
2《山/Mountain》
1《平地/Plains》
R13.B18.W.16
どうでしょうね。
これならマナベースも問題ないレベルです。
赤を出したい人は《マナの合流点/Mana Confluence》を入れて、
ライフ損失を埋める為にケルベロスを切り、
《エレボスの鞭/Whip of Erebos》を入れます。
☆サイド後
サイドは速いデッキ用と中速以降用に分けます。
中速デッキはこれと似た構成になっているでしょうから、
《異端の輝き/Glare of Heresy》が確実に効きます。
他は《英雄の破滅/Hero’s Downfall》のような万能除去を追加します。
メインに破滅を入れなかったのは、コンセプトを活かす為です。
相手に《エレボスの鞭/Whip of Erebos》や《停止の場/Suspension Field》まであるなら、
《神討ち/Deicide》のようなカードも検討します。
速い相手には
《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
《弧状の稲妻/Arc Lightning》
《神々の憤怒/Anger of the Gods》から
自分のデッキのマナベースにあった選択をします。
私は《弧状の稲妻/Arc Lightning》と
《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》を1:1の割合で採用します。
互いにゆっくり重く構える試合の時は、
《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》はいまいちです。
イマイチですが、1点を+する事やこちらが攻めに回る事を考慮して、
2枚欲しい所ではあります。
新しい《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker》があるので、
自分が赤型でないのならサルカンを優先すべきでしょう。
《エレボスの鞭/Whip of Erebos》はケルベロスとアンチシナジーですので、
入れる枚数には注意します。
《エレボスの指図/Dictate of Erebos》の方が大幅にシャクれる可能性が高いです。
そんな所ですね。
また次回。
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