俺も昔はmtgプレイヤーだったんだが、膝に矢を受けてしまってな・・・-Arrow in the knee-
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今じゃ衛兵暮らしだよ
Nicolです。

さぁいよいよ前日です!
今日は上がってきた各デッキのレビューしますよー。
成績順に解説します。
2と3は日本語で書いてあるのが注目部分ですよ。

まず1ですね。
1番の問題は《至高の評決/Supreme Verdict》と
《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》無き後どうするか、
という話でした。
ラス系は入れるとしても、何をフィニッシャーにすべきかが迷うところ。

今回のリストは思い切りの良さと慎重さが半々見えて、
とても良い仕上がりになっていると思います。
ドローソースの選択は3:4にわけていて、
これもまた使いやすいところをチョイスした形になります。
4枚とっている方のカードは私も大好きです。

メインの形に何か言うとすれば、
《時を越えた探索/Dig Through Time》と
《霊気渦竜巻/AEtherspouts》が無い事でしょうか。
時越えは、メインの構成を見れば納得です。
この構成では上手く墓地を溜めるのには苦労するでしょう。
これに関わらず、
《払拭の光/Banishing Light》をとっているデッキではオススメしません。
払拭の光を採らない=英雄の破滅があるという事なので、
青黒という色が一番達成出来そうです。
同じ理由で《残忍な切断/Murderous Cut》も無いですね。

メインは一定数の条件を満たした上で、サイド後に
中長期的な戦いを見据えたカードを多数採っているのが特徴です。
墓地対策や速攻デッキ対策も為されていますね。
このデッキのサイド役割配分は役に立つので、
参考にするといいでしょう。


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2は予想されていたものの中でも、最も試行錯誤されたものです。

12枚のマナクリから加速して、
そのまま前に進む形のデッキです。
私が今使っているものと、
プレインズウォーカーの選び方が全く同じです。
この選択(特に1刺しの方)は、
このデッキでは出来ないと思われている事を可能にする為の選択です。
土地も練られていて、銀土地は1枚に抑えられています。
これによって、無意味な事故を防ぎます。

他の工夫としては、パラゴンですね。
パーマネントを糧にしているデッキですから、
《起源のハイドラ/Genesis Hydra》
《召喚の調べ/Chord of Calling》から出るカードで、
ナイレアのような役割を果たせるこれは強力です。
無暗に2枚神を入れるよりもこの選択の方が良いでしょう。

ハイドラが減っているのは、
X=2で撃つ覚悟、の話の時に似ていて、
実際に手札に渋滞しないように減量したものと思われます。
パワーが必要な相手にはサイド後に4枚目を入れる形になるのですね。

サイドに目をやると、
幾つか見慣れないカードがあります。
《新たなるファイレクシアの魂/Soul of New Phyrexia》ですね。
新環境では
《対立の終結/End Hostilities》が輝く瞬間があり、
このデッキはまさにそれを「輝かせちゃう」デッキ
なので、これを入れて耐性を上げているのです。
《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》は、
出る前に踏み潰す構成になっているので、
《小走り破滅エンジン/Scuttling Doom Engine》は採られていません。
《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》も無いので、
短期決戦を挑み続けた方が分が良いという判断です。

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3つ目。このコラムの最後のデッキ。

前に言った、オロスで強いパーツを、
Creigがトークン仕様に仕上げたものをそのまま持ち込んだ形です。
サイドが丸侭コピーされているも特徴です。

今このデッキで最も話題になっているのは
なぜPWがソリンなのか、という話です。
これはまぁ、単純な事でして、
こちらの攻撃が止まってしまった場で強いからです。
アジャニだと奥義を撃っても1点ダメージに抑える程度の効果ですが、
こいつなら確実に毎ターン生物を葬れます。
疑似アンセムとトークンもバランスが良く、
サイズは小さいのですが飛行生物なので相手のPWにも強いです。

サイドの小悪魔は、神との兼ね合いもかねての選定です。
通常ならば《マグマのしぶき/Magma Spray》や
《弧状の稲妻/Arc Lightning》が入る枠ですが、
弾やブロッカーとしての動きも期待してこちらのカードが入っています。
ソリンは恒久的な効果を持たないので、
アジャニやハンマーに変えても差し支えありません。

デッキのタイプとしては、
先の1に強い形になっています。
《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》が
居ない今、このデッキは暴れ放題と言っても過言ではありません。
確かにこのデッキに
《炎の円/Circle of Flame》は効きますが、
それもフィニッシャーが来るまでの話で、つまり
それまでこのデッキは、じっくり待ってから突撃出来るのです。

それでも上2つに押し負けたのは、個体の力の差です。
神は多く引きたくないのでこの枚数ですが、
この神はPWにとことん強いので、本来は増量したい所。
また2枚に抑えられた航空戦力も、
4枚あっても問題ないカードです。
正直なところ、ソリンを入れていると
ドラン(アブザン)相手にパワー負けを起こすので、
それよりもフィニッシャーをやや増やしつつ、
アジャニの方を採用した方が、蟠りなく回せると思います。
ですから今後も改良が加えられていくアーキタイプでしょう。



如何だったでしょうか?
次回はアブザンと黒単に鋭く迫りたいと思います。
それでは。

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