求める者と追う者-Seeker and Tracer-
2014年11月6日 スタンダード>Red Deck Wins
Nicolです。
先頃行われた三日月夜杯を監修していたのですが、
久しぶりにマジックのシールド&スタンダードがゲームに選ばれました。
だもんで、優勝デッキと2位のデッキを
備忘録的に書いておこうと思います。
最近リスト書いてないしね。
1st:赤緑モンスターズ
4《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
4《森の女人像/Sylvan Caryatid》
4《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
4《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》
2《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》
2《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
2《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》
2《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker》
4《火口の爪/Crater’s Claws》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike》
2《セテッサ式戦術/Setessan Tactics》
2《火炎放射/Cone of Flame》
4《奔放の神殿/Temple of Abandon》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《岩だらけの高地/Rugged Highlands》
2《マナの合流点/Mana Confluence》
6《森/Forest》
4《山/Mountain》
2nd
4《アクロスの十字軍/Akroan Crusader》
4《火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr》
2《激情のゴブリン/Frenzied Goblin》
4《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
4《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
2《モーギスの軍用犬/Mogis’s Warhound》
4《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle》
4《槌手/Hammerhand》
4《タイタンの力/Titan’s Strength》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike》
4《かき立てる炎/Stoke the Flames》
1《凱旋の間/Hall of Triumph》
19《山/Mountain》
2位の方は先月マジックを始めたばかりで、
「赤単は使いやすい」
という理由で使い続けています。
デッキ作ったのは私ですが、
赤単は《包囲サイ/Siege Rhino》が苦手なので
潜り抜けて勝つにはどうすればいいかを腐心しました。
私がよく用いるテーブルライン方式では、
その性質上同型と当る事も少なくないのですが、
そもそも20箱近くリミテで剥くほどの盛況ぶりだったので
参加者数的にもミラーマッチだらけでしたね!
他の勝者は
マルドゥミッドレンジ
緑t黒信心
ジェスカイテンポ
ジェスカイ隆盛
赤緑モンスターズ
シディシウィップ
でした。
アブザンが居ないわけではなかったのですが、
上位陣がアブザンに有意な
《女王スズメバチ/Hornet Queen》を4枚採っていたり、
ジェスカイ2種がサイドに《波使い/Master of Waves》
と《跳ね返す掌/Deflecting Palm》を採っていたりした関係で、
勝ちきれなかったようです。
さて、デッキの説明に入ります。
1位の赤緑モンスターズは、不動の怪獣デッキです。
なぜ《火炎放射/Cone of Flame》?
それは彼は私の同僚兼調整相手だったからです。
私が緑信心を使い続けた結果、
彼は《女王スズメバチ/Hornet Queen》を出来るだけ
少ない枚数消費で突破する方策を
考えざるを得なくなりました。
一時期はヨピコさんと同じく
《神々の憤怒/Anger of the Gods》をメイン採用していたのですが、
先ごろとうとう恐ろしい考え―《石弾の弾幕/Barrage of Boulders》が欲しい
という部分に着想を得て、
とうとう《火炎放射/Cone of Flame》を入れるに至ったわけです。
その火炎は大活躍したようで、
往時の《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》まではいきませんが、
このカードと《セテッサ式戦術/Setessan Tactics》で、
盤面を一気に傾ける事を得意としています。
攻めの火炎と守りの戦術という2つの呪文の使い分けは秀逸です。
この環境の赤単はご存じの速攻デッキで、
とてつもない速さでゲームを決める事を信条にしたアーキタイプです。
《槌手/Hammerhand》と《アクロスの十字軍/Akroan Crusader》は
とんでもカードですね。
《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》から
《アクロスの十字軍/Akroan Crusader》⇒《槌手/Hammerhand》で
1+1 1+1 1から5点、
次のターンに
《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle》to十字軍
《タイタンの力/Titan’s Strength》to十字軍
からマントルパンプで
1+2 2+3+1 1 1 1で12点。
この組み合わせの成功率を見て、認識を改めましたね。
なんと彼女はSE7ゲーム中5ゲームをほぼこの通りに動きました。
ジェスカイは隆盛を入れたトークンタイプが上がってきました。
マルドゥでもそうですが、
《軍族童の突発/Hordeling Outburst》はやはりいいカードでしたね。
低マナ域の勝負が大事な環境なので
的が分散する突発はかなりのパワーを発揮しています。
アグロデッキにも有利です。
今日の夕方には動画アップできるんじゃないかな?
という希望的観測。
それではまた次回。
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