機内モードで練習できるらしい-CoC-
2014年12月17日 スタンダード:リプレイ
>ラストサンの優勝は、
モダンでアブザン、スタンダードで隆盛コンボを使った○○さんです!
というのを密かに期待してます。
Nicolです。
物理的に店舗大会に参加できないなら、MOをすればいいじゃない!
という悪魔の誘いを断って実物をシャカシャカしてます。
奇異の目でアテンダントがこちらを見ているぞ、Nicolよ。
そんな私が今回しているのがこちら、緑黒星座信心。
元のレシピも《エルフの神秘家/Elvish Mystic》1なので、
ぶるじょわ式の構築を試してみようとやってみました。
元のリストで問題だったのは、
星座を活用するがゆえに
《神々との融和/Commune with the Gods》というカードが入っていたり、
調整の結果1枚となっている《思考囲い/Thoughtseize》が
雑味にしか感じられなかった事です。
私にはそれらが本当に必要なカードには感じられず、
だからこそ元の方も意味合いを出す為に
《エレボスの鞭/Whip of Erebos》によるリアニ要素を強くしたのでしょう。
そうすると疑問が更に増えていきます。
《ニクスの織り手/Nyx Weaver》やサイドに落ちている
《イニストラードの魂/Soul of Innistrad》はなぜメインたりえなかったのでしょうか?
わざわざ《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》まで入れているのに、
墓地活用のカードがファリカ星座のみである理由はなんでしょう?
CDCデッキの時もそうでしたが、
環境を戦う以上必要だからと入れたスペルパーツは、
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》や
《血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant》によってすぐに墓地に落ちる。
《ニクスの織り手/Nyx Weaver》が居ない限りは、
決して回収できず、時と場合によっては致命傷となりえます。
ですから私はこの手の構築が向う見ずな手合いを良しとしません。
緑信心のマナクリ⇒PK⇒ハチの動きを残しながら、
幻霊⇒巨人の動きも成立させるには、
間に黒い除去を挟むだけで十分でした。
そこで私は元のデッキを半分残し、半分壊しました。
このデッキの中途半端さが、
アブザンミッドレンジに負けた一番の要因だと思ったからです。
さて、構築しなおした部分に言及します。
メインはかなり弄りました。
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
《神々との融和/Commune with the Gods》
《エレボスの鞭/Whip of Erebos》
《残忍な切断/Murderous Cut》は、
4cミッドレンジの方がより強いデッキが作れるので外しました。
続いてそれに依存していた
《残忍な切断/Murderous Cut》の枠も削りました。
そしてサイドボードに3枚入っていた
《胆汁病/Bile Blight》をメインに移動させました。
これは同型だろうがなんだろうが強い呪文で、
青黒コン以外にほとんど腐りません。
《ナイレアの弓/Bow of Nylea》は、これはある種のキーカードで、
メインボードでは除去されなかったPKを殺戮マシーンに変え、
カマキリを減退させ、速攻デッキにトドメを差す繋ぎのカードになります。
必要とあらばソリンの邪魔なトークンも撃ち落とせるでしょう。
そして攻め手に欠ける星座の軍団を、時間をかけて強くしてくれます。
サイド後は当然、大量に増え得るエンチャント除去のデコイとして、
また相手の《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》を撃ち落とす砲台として活躍します。
この手のカードはサイドに積むよりもメインから見せていく方が効果的で、
またメイン以降は星座対策が増えるとあれば、わざわざ枠を採るのではなく、
従来の戦術に練り込む方が無駄がありません。
そして同じく特徴的なのが
《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》です。
この枠は本来《思考囲い/Thoughtseize》のようなカードが占めていますが、
私はマナクリを採っているデッキである以上、
土地が伸びた後に効果的でありながら、
速いターンに着地出来る、PKのようなフィニッシャーを求めていました。
そしてこのカードは、意外な事に、その役割を担えたのです。
もともと前環境のジャンドでこのカードに着目しましたが、
当時は横に《漁る軟泥/Scavenging Ooze》という、
除去デッキにとって至高とも言える生命体が居ました。
収穫者にとっては不幸な事に、
当時の除去は軽量かつ上質だった為、
彼女が戦場で活躍する時期は僅かでした。
しかし今、ローテーションで残った除去は3マナ以上。
(次の環境では別です。我々は2マナの使い勝手のいい白除去と戦います)
これが3、4ターン目に着地しても、
返しに除去を撃つと相手側にそれ以上のアクションはありません。
さて、そうまでして《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》を
推す理由は何か?
それは即ち安定性です。
低マナ域の生命体が脆弱なため、その先はより強いカードが求められます。
3色ならばすんなりと決まるこの枠も、
2色のデッキだと《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》であったり、
《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》
《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt》
など、他のカードも多く存在します。
その理由の1つに《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》が
伝説持ちだという事もありますが、
同じくらいパワーを維持しながらデッキテーマをより固めたいという考えがあります。
だから《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms》であったり、
《書かれざるものの視認/See the Unwritten》のようなカードに頼るわけです。
以前はそれで良かったのですが、状況が変わりました。
星座や信心は依然として環境を定義する1つの要素となっているので、
それに対抗する手段、
即ち《女王スズメバチ/Hornet Queen》をメインから退ける手段や、
それ以前に試合を終わらせてしまおうなどというデッキも増えて来ました。
代表的なものがアブザンアグロです。
2-3-4マナ域までの動きが滑らかなカーブを描いており、
更にいうと2マナの生物のうち、2種はハチの群れに突っ込んでも死にません。
またよしんば速いターンにこれらに対処出来たとしても、
今度は《風番いのロック/Wingmate Roc》や
《包囲サイ/Siege Rhino》に悩まされるのです。
このデッキはサイド後に
《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》を採りやすい構造になっており、
それ以前にメインに居る
《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》が、
生物を墓地に落とす事を許さないので、
ファリカや鞭の威力が減退する1つの構えをとっています。
同じぐらいグリフを運用出来るのは、
《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy》を擁した
ジェスカイです。
ウィンズでも隆盛でも、グリフを採る事はそう難しい事ではなく、
青系デッキの必須サイドボードとも呼べる
《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》も使えるので、
あまり有利な相手とは断言しづらい所があります。
《マグマのしぶき/Magma Spray》や《消去/Erase》といった軽量除去に加え
《弧状の稲妻/Arc Lightning》が積めるのも向かい風ですね。
そしてこのようなグリフシフトに対して、
《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》は有用です。
既に世界選手権のCDCデッキがそれをサイドに入れていましたが、
枠として隠し玉にするよりも、同じ理由でメインに積むべきカードではあります。
それに、相手に2枚ほどの《自然に帰れ/Back to Nature》があったからといって、
《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms》を抜く理由がありますか?
・・・まぁ本当はあるんですが。
レガシーなどと違って、
相手側が用意したサイドカードがピンポイント狙いでない分、
またキープカードとして《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
を使っている関係性上、
差し替え戦術はあまり効果的でないのが現状ですので、
下手なコンパチブルよりもこちらの構築の方が、
ストレスも手間もかからないと私は考えています。
サイドプランは次回にでも説明したいのですが、
端的に言うと
《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》=《対立の終結/End Hostilities》含む除去デッキ
《高木の巨人/Arbor Colossus》=《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》対空
《エレボスの代行者/Agent of Erebos》=CDC系
《再利用の賢者/Reclamation Sage》=隆盛、CDC系
《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》=隆盛、赤アグロ、ハチ系
ニッサ=ミッドレンジ以降、もしくは除去が多い相手
ガラク=ミッドレンジ以降、エルズペスなど使える相手
《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》=赤アグロ、ハチ系
《信者の沈黙/Silence the Believers》=3色ミッドレンジ全般
となっています。
まぁ難しい事無いですねサイドプランは。
やたらと生物が多いのは《召喚の調べ/Chord of Calling》を
サイド後も残す可能性が高いからですが、
これらのサイドカードは、
メタ次第で0-4枚に変動するので、好きな組み合わせで使えます。
《信者の沈黙/Silence the Believers》は特に便利ですが、
ティムール相手には、過信すると危険です。
またそれに限らず、
青い相手はサイド後《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》を入れてくるので、
消されてもいい読みのデコイでプレイする時以外は、
先に生命体で圧迫して、カウンターマナを消費させてから撃ちこむのが上策です。
個人的に相手が
《自然に帰れ/Back to Nature》を抱えて帰るのが好みなので、
サイド後の調べX=3《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》で2ドロー、だとか、
《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》⇒《高木の巨人/Arbor Colossus》
で全く効かないパターンを用意できるこのデッキは魅力的ですね。
インスタグラムに画像載せてます。
そんじゃあ、また次回。
モダンでアブザン、スタンダードで隆盛コンボを使った○○さんです!
というのを密かに期待してます。
Nicolです。
物理的に店舗大会に参加できないなら、MOをすればいいじゃない!
という悪魔の誘いを断って実物をシャカシャカしてます。
奇異の目でアテンダントがこちらを見ているぞ、Nicolよ。
そんな私が今回しているのがこちら、緑黒星座信心。
元のレシピも《エルフの神秘家/Elvish Mystic》1なので、
ぶるじょわ式の構築を試してみようとやってみました。
BG星座
1《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
3《旅するサテュロス/Voyaging Satyr》
4《森の女人像/Sylvan Caryatid》
4《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
1《苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Affliction》
3《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms》
3《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》
1《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt》
2《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》
3《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》
2《女王スズメバチ/Hornet Queen》
2《召喚の調べ/Chord of Calling》
3《胆汁病/Bile Blight》
3《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
1《ナイレアの弓/Bow of Nylea》
4《疾病の神殿/Temple of Malady》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
3《ジャングルのうろ穴/Jungle Hollow》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
2《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
8《森/Forest》
2《沼/Swamp》
SB
2《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》
2《再利用の賢者/Reclamation Sage》
3《高木の巨人/Arbor Colossus》
1《エレボスの代行者/Agent of Erebos》
1《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》
1《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》
1《頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator》
3《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
1《信者の沈黙/Silence the Believers》
元のリストで問題だったのは、
星座を活用するがゆえに
《神々との融和/Commune with the Gods》というカードが入っていたり、
調整の結果1枚となっている《思考囲い/Thoughtseize》が
雑味にしか感じられなかった事です。
私にはそれらが本当に必要なカードには感じられず、
だからこそ元の方も意味合いを出す為に
《エレボスの鞭/Whip of Erebos》によるリアニ要素を強くしたのでしょう。
そうすると疑問が更に増えていきます。
《ニクスの織り手/Nyx Weaver》やサイドに落ちている
《イニストラードの魂/Soul of Innistrad》はなぜメインたりえなかったのでしょうか?
わざわざ《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》まで入れているのに、
墓地活用のカードがファリカ星座のみである理由はなんでしょう?
CDCデッキの時もそうでしたが、
環境を戦う以上必要だからと入れたスペルパーツは、
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》や
《血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant》によってすぐに墓地に落ちる。
《ニクスの織り手/Nyx Weaver》が居ない限りは、
決して回収できず、時と場合によっては致命傷となりえます。
ですから私はこの手の構築が向う見ずな手合いを良しとしません。
緑信心のマナクリ⇒PK⇒ハチの動きを残しながら、
幻霊⇒巨人の動きも成立させるには、
間に黒い除去を挟むだけで十分でした。
そこで私は元のデッキを半分残し、半分壊しました。
このデッキの中途半端さが、
アブザンミッドレンジに負けた一番の要因だと思ったからです。
さて、構築しなおした部分に言及します。
メインはかなり弄りました。
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
《神々との融和/Commune with the Gods》
《エレボスの鞭/Whip of Erebos》
《残忍な切断/Murderous Cut》は、
4cミッドレンジの方がより強いデッキが作れるので外しました。
続いてそれに依存していた
《残忍な切断/Murderous Cut》の枠も削りました。
そしてサイドボードに3枚入っていた
《胆汁病/Bile Blight》をメインに移動させました。
これは同型だろうがなんだろうが強い呪文で、
青黒コン以外にほとんど腐りません。
《ナイレアの弓/Bow of Nylea》は、これはある種のキーカードで、
メインボードでは除去されなかったPKを殺戮マシーンに変え、
カマキリを減退させ、速攻デッキにトドメを差す繋ぎのカードになります。
必要とあらばソリンの邪魔なトークンも撃ち落とせるでしょう。
そして攻め手に欠ける星座の軍団を、時間をかけて強くしてくれます。
サイド後は当然、大量に増え得るエンチャント除去のデコイとして、
また相手の《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》を撃ち落とす砲台として活躍します。
この手のカードはサイドに積むよりもメインから見せていく方が効果的で、
またメイン以降は星座対策が増えるとあれば、わざわざ枠を採るのではなく、
従来の戦術に練り込む方が無駄がありません。
そして同じく特徴的なのが
《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》です。
この枠は本来《思考囲い/Thoughtseize》のようなカードが占めていますが、
私はマナクリを採っているデッキである以上、
土地が伸びた後に効果的でありながら、
速いターンに着地出来る、PKのようなフィニッシャーを求めていました。
そしてこのカードは、意外な事に、その役割を担えたのです。
もともと前環境のジャンドでこのカードに着目しましたが、
当時は横に《漁る軟泥/Scavenging Ooze》という、
除去デッキにとって至高とも言える生命体が居ました。
収穫者にとっては不幸な事に、
当時の除去は軽量かつ上質だった為、
彼女が戦場で活躍する時期は僅かでした。
しかし今、ローテーションで残った除去は3マナ以上。
(次の環境では別です。我々は2マナの使い勝手のいい白除去と戦います)
これが3、4ターン目に着地しても、
返しに除去を撃つと相手側にそれ以上のアクションはありません。
さて、そうまでして《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》を
推す理由は何か?
それは即ち安定性です。
低マナ域の生命体が脆弱なため、その先はより強いカードが求められます。
3色ならばすんなりと決まるこの枠も、
2色のデッキだと《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》であったり、
《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》
《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt》
など、他のカードも多く存在します。
その理由の1つに《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》が
伝説持ちだという事もありますが、
同じくらいパワーを維持しながらデッキテーマをより固めたいという考えがあります。
だから《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms》であったり、
《書かれざるものの視認/See the Unwritten》のようなカードに頼るわけです。
以前はそれで良かったのですが、状況が変わりました。
星座や信心は依然として環境を定義する1つの要素となっているので、
それに対抗する手段、
即ち《女王スズメバチ/Hornet Queen》をメインから退ける手段や、
それ以前に試合を終わらせてしまおうなどというデッキも増えて来ました。
代表的なものがアブザンアグロです。
2-3-4マナ域までの動きが滑らかなカーブを描いており、
更にいうと2マナの生物のうち、2種はハチの群れに突っ込んでも死にません。
またよしんば速いターンにこれらに対処出来たとしても、
今度は《風番いのロック/Wingmate Roc》や
《包囲サイ/Siege Rhino》に悩まされるのです。
このデッキはサイド後に
《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》を採りやすい構造になっており、
それ以前にメインに居る
《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》が、
生物を墓地に落とす事を許さないので、
ファリカや鞭の威力が減退する1つの構えをとっています。
同じぐらいグリフを運用出来るのは、
《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy》を擁した
ジェスカイです。
ウィンズでも隆盛でも、グリフを採る事はそう難しい事ではなく、
青系デッキの必須サイドボードとも呼べる
《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》も使えるので、
あまり有利な相手とは断言しづらい所があります。
《マグマのしぶき/Magma Spray》や《消去/Erase》といった軽量除去に加え
《弧状の稲妻/Arc Lightning》が積めるのも向かい風ですね。
そしてこのようなグリフシフトに対して、
《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》は有用です。
既に世界選手権のCDCデッキがそれをサイドに入れていましたが、
枠として隠し玉にするよりも、同じ理由でメインに積むべきカードではあります。
それに、相手に2枚ほどの《自然に帰れ/Back to Nature》があったからといって、
《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms》を抜く理由がありますか?
・・・まぁ本当はあるんですが。
レガシーなどと違って、
相手側が用意したサイドカードがピンポイント狙いでない分、
またキープカードとして《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
を使っている関係性上、
差し替え戦術はあまり効果的でないのが現状ですので、
下手なコンパチブルよりもこちらの構築の方が、
ストレスも手間もかからないと私は考えています。
サイドプランは次回にでも説明したいのですが、
端的に言うと
《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》=《対立の終結/End Hostilities》含む除去デッキ
《高木の巨人/Arbor Colossus》=《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》対空
《エレボスの代行者/Agent of Erebos》=CDC系
《再利用の賢者/Reclamation Sage》=隆盛、CDC系
《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》=隆盛、赤アグロ、ハチ系
ニッサ=ミッドレンジ以降、もしくは除去が多い相手
ガラク=ミッドレンジ以降、エルズペスなど使える相手
《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》=赤アグロ、ハチ系
《信者の沈黙/Silence the Believers》=3色ミッドレンジ全般
となっています。
まぁ難しい事無いですねサイドプランは。
やたらと生物が多いのは《召喚の調べ/Chord of Calling》を
サイド後も残す可能性が高いからですが、
これらのサイドカードは、
メタ次第で0-4枚に変動するので、好きな組み合わせで使えます。
《信者の沈黙/Silence the Believers》は特に便利ですが、
ティムール相手には、過信すると危険です。
またそれに限らず、
青い相手はサイド後《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》を入れてくるので、
消されてもいい読みのデコイでプレイする時以外は、
先に生命体で圧迫して、カウンターマナを消費させてから撃ちこむのが上策です。
個人的に相手が
《自然に帰れ/Back to Nature》を抱えて帰るのが好みなので、
サイド後の調べX=3《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》で2ドロー、だとか、
《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》⇒《高木の巨人/Arbor Colossus》
で全く効かないパターンを用意できるこのデッキは魅力的ですね。
インスタグラムに画像載せてます。
そんじゃあ、また次回。
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