火曜に使ったやつ-Replay TNM-
>渇く
Nicolです。

PTで八十岡選手が使った事で、
やにわに話題になっている龍王型青黒コンですが、
ちょうど今週龍王多目のエスパーコンを使ってきました。


ESP Dragons

3《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》
2《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》

1《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》

4《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
3《予期/Anticipate》
3《胆汁病/Bile Blight》
2《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
4《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
1《完全なる終わり/Utter End》
3《オジュタイの命令/Ojutai’s Command》
2《命運の核心/Crux of Fate》
1《龍王の大権/Dragonlord’s Prerogative》
2《時を越えた探索/Dig Through Time》

4《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4《陰鬱な僻地/Dismal Backwater》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
1《静寂の神殿/Temple of Silence》
1《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
1《進化する未開地/Evolving Wilds》
2《華やかな宮殿/Opulent Palace》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1《沼/Swamp》
2《島/Island》
1《平地/Plains》
3《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》

SB
2《層雲の踊り手/Stratus Dancer》
1《龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka》
1《真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancient》
1《宮殿の包囲/Palace Siege》
1《悪性の疫病/Virulent Plague》
3《思考囲い/Thoughtseize》
2《ファリカの療法/Pharika’s Cure》
2《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
2《シルムガルの命令/Silumgar’s Command》


★やっと龍王の時代だ!
《隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer》が
《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》を倒せない件について。


★《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
このカードを積む事で、青黒コンは劇的に強さを飛躍させた。
《解消/Dissolve》と《英雄の破滅/Hero’s Downfall》の
2枚看板は3t以降のゲームを有利にするのに効果的だったが、
このカードは2t目に構える事が出来、即ち速い手番での
確定カウンターを青黒コンに与えてくれた。
他方で、このカード自体を構える為に、
青青 黒黒 というマナベースを2t目に揃える必要性が上がった。
従って青黒土地は出来るだけ多く採らなければならない。
ESPという事で白マナ多目のデッキを作ったが、
実際は青黒コンであるので、白マナ発生源は少な目で構わない。
また、この必要性に伴って、
今までの必須枠だった《光輝の泉/Radiant Fountain》が無くなった。
そのライフ補填分は、土地である《陰鬱な僻地/Dismal Backwater》
と呪文である《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》が担っている。


★より軽いフィニッシャー、より速いゲーム
青黒コンの同型といえば、
《真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancient》が一般的だ。
新しい《霊異種/AEtherling》は非常に遅いゲームで役立つものの、
普通に除去を撃たれてしまうと土地に3ターン分の遅れが出る。
それと比べると打点は低いものの、
《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》は
安定して3点のクロックを刻む事が出来る。
当たり前だが、《胆汁病/Bile Blight》との合わせ技で、
大抵のブロッカーも落とす事が出来るので安定性は高い。
一方、《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》は
攻撃が1度通れば確実なアドバンテージを与えてくれて、
2回分攻撃が通ればカウンターや除去の多さから、
ほぼゲームを決める強さを持っている。
但し、対クリーチャー除去が手札に余るマッチアップでは、
大抵やられてしまう。
そこで《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》の出番というわけだ。


★龍多すぎない?ミラー大丈夫?
こういった問題はメインから存在していて、サイドで緩和出来る。
青黒コンの同型をやった事のある人間なら誰でも知っているが、
同型での勝ち筋は大まかに2つに絞られる。
土地の差がついた時に攻め込む事と、
互いにドローゴーしてライブラリーアウトを待つ事だ。
龍王デッキはどちらでも勝つ事が出来る。


★無意味なドローソースを削る。
ドローゴーして土地が詰まっては意味が無いが、
同じくらい無意味なのがドローソースだ。
タルキール以降、
《時を越えた探索/Dig Through Time》といえば
4枚積むのが基本であり、その常套句として
「フェッチランドがあり呪文を消費するのだから
2マナで適切な手札が増えるこの呪文は必須」
と言われてきた。
同型では《真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancient》が
幅を利かせていたので、実際にこの理論通りのゲームしか起きなかった。
但し今後は違うゲームとなる。
前述の通り、ミラーマッチであろうと、
対ミッドレンジであろうと、対赤単その他アグロであろうと、
ゲームに置いて有効な呪文や勝ち筋がまるで変わった。
これはとても面白い変化で、
龍王コントロールの台頭を受けて、
必然他のデッキもサイドやメインの形を変えざるを得ない。
そういった意味で、現在暴騰している
《棲み家の防御者/Den Protector》は最筆頭ともいえるカードだろう。


★そんなわけで
次回は緑白濃厚です。
未完のリストで本当によかった。
また次回。

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