Thor-Ragnarok-

2017年4月22日 日常

>映画の予告編プレビュー!!!
って事で久しぶりに映画ネタね。

映画の楽しみ方はひとそれぞれ。
私は物語性やキャラクターの描き方を見てたりするよ。

今回レビューする予告編は3つ。
Guardian Of The Galaxy Vol.2
Thor -Ragnarok-
Spider man -Homecoming-

>>GoG!How incredible!
前作から引き続き、80年代の名曲が随所に散りばめられるであろう、
MARVEL発ヒーロー映画の名作シリーズ第2弾、の予告編。
Fleetwood Macの"The Chain"を背景に、
銀河の流れ者だったガーディアンズが、
再び銀河を救う冒険に出る今作を描いている。
キャラクターの紹介と、作品の見どころであるコズミックギャグが随所にあり、
およそ2分間という時間にきっちり収まっている。
個性的な面々を纏めるちょっとナイーブな、スターロード
セクシーかつ危険な雰囲気を漂わせる緑色の美女、ガモーラ
何でもパワーで解決しそうなデリカシーゼロのおっさん、ドラックス
口は汚いし銃器大好きだけどどこかカワイイ、ロケット
前作の最後で命を懸けた大技を放ったことで子供になっちゃった、ベイビーグルート
口笛で操る矢と髪型が最高にロックなならず者、ヨンドゥ
義理の姉であるガモーラへの嫉妬を隠せない、ネビュラ
能力のせいか世間知らずなせいか不思議な雰囲気を纏った、マンティス。
そして前作で存在が匂わされていた、
スタロの父親であるエゴの登場、などなど。
見どころ沢山、とにかくガーディアンズと呼ばれる無法者たちの活躍を見てくれ!
という担当達の意気込みが伝わってきた。
前作を見てない人達もアップテンポな曲とわかりやすいストーリーで楽しめます。
ただシリーズ作品なので前作を見ておくと、
少なくともスタロの生い立ちくらいはわかるから見といて欲しいな。
ちなみにこの映画はディズニーマーベルが進める
MCU(マーベルシネマティックユニバース)の14作品目!であり、
スターロード含めたガーディアンズは、
今後公開予定のアベンジャーズ:インフィニットウォーにも登場予定です。
既に今年の1月からそちらの撮影も始まっているので、
今作でハマった方がいたらまだまだ楽しめそうですよ。

>>Thor, unworthy, or not.
こちらもマーベル作品。
というか今回は三つともヒーローものなんですよ、ええ。
ですからジャンルはファンタジーです。
かいつまんで言うと
北欧神話になぞらえた世界観を持つアスガルドという場所があり、
そこに住む英雄神のソーが、
自分の世界や、地球を救ったり救わなかったりするお話。
ソーは地球を守るヒーローチーム、
アベンジャーズのメンバーとして地球で戦った事がある。
共に育った義理の弟であるロキはちょっとひねくれていて、
策謀に長けているうえに権力志向なので、筋肉バカの兄であるソーとはいい対比。
ソーのキャラクター特性としては基本的に不死身で、
雷を発する事の出来るムジョルニアという槌を自在に操れるところが長所です。
この意思を持っている武器、ムジョルニアは高潔な者にしか持つ事が出来ないため、
ヴィジョンや一部のキャラクターを除いた者達には扱う事が出来なくて。
ああ、どんどん余計な知識が出てきてしまいますね。
レビューに戻ります。
冒頭、マグマ的な表層と湯煙が立ち上る、
まるで地獄を連想させるような場所で鎖によって吊り下げられているソー。
どうしてこんな事になったのか、というストーリーを語る体で予告編が始まります。
黒い魔女が自分達の世界にやってきたり、
ニューヨークの路地裏っぽい所でムジョルニアが壊されたりします。
どうやら今回の悪役は、ケイト・ブランシェットが演じるこの魔女、ヘラのようです。
そして吹き飛ばされ辿り着いた惑星というか世界で、
突然捕まって髪の毛を切られ、
剣闘士として闘技場で戦う羽目になるようです。
対戦相手として出てくるのは、インクレディブルゥゥゥ、
ハルク!?
アベンジャーズで共に戦った友人の登場にソーは歓喜の声を上げますが、
どうやらハルクは何かにご立腹なようで。
まず倒さないと話も出来なさそうです。
2人が戦い始める所で予告は終わり。
両者不死身に近いので、どうやって決着がつくのか、
そして弟ロキはどのように暗躍していくのか、が期待される映像となっています。
この作品もシリーズものでして、前2作品のソーを見てきた人は
異星人の惑星に降り立った後、友好的に「ハイ」と片手をあげるソーが可愛かったり、
次の瞬間有無を言わさずテーザー捕獲網をかけられて、
引きずられていくシーンが笑えたりします。
こっちはGoGよりもストーリーにシリーズを繋ぐ要素があるので、
1作目とアベンジャーズタイトルの2作品を見ておくと楽しめるはずです。
それと、ドクターストレンジもちょこっと登場するはずなので、
ベネディクトカンバーバッジのヒーロー姿を観たい方は是非。


>>やっぱりソニピだよ!台無しだよ!
MCU12作品目、キャプテンアメリカ:シビルウォーにて、
現在版権を持つソニーピクチャーズから"貸し出された"
形になって帰ってきた、皆の隣人、スパイダーマン。
リメイクされてかなり幼くなったピーターは、
アイアンマンことトニー・スタークに貰ったスパイダースーツを使い、
ニューヨークに戻った後も小悪党退治を続けていました。
しかし、トニーの預かり知らぬ所で急伸する悪の勢力、
そしてその筆頭である翼をもつスーツを来たバルチャーによって、
街は以前とは比べ物にならない凶悪犯罪にさらされます。
ピーターの事を心配するあまり、
悪への対処をやめるように言ってスーツを取り上げるスターク。
しかし、ピーターの心は変わらず、
自作のスーツを纏い、
欲望に突き進むバルチャーを止める為に飛行機の上で大乱闘する!
・・・・というストーリーそのものを予告編で全部やってくれています。
いや、いいんです。
丁寧な解説と、初めてマーベル作品を観る人にとっては、
この上なく親切な位、全てを纏めて表現してくれています。
若すぎる美人な叔母の「ピーター、世界の全てをあなたが背負う必要は無いのよ
とか、
トニースタークの「もしスーツが無ければ、彼らが現れる事もなかっただろう
という犯罪や悪に対するスタンスの在り方とか、
自分勝手なバルチャーの「お前の守りたいものを全て奪ってやる
というすがすがしいくらいわかりやすい悪っぷりとかね。
でもこれ、予告編じゃなくてほぼ本編じゃない?
という感が拭えません。
アイアンマンが出てくるから見てね!って感じがするかも。
普通の高校生であったピーターが超人的な感覚を身に着け、
それをサポートするスーツを使ったり、
10代らしいミスで友人に正体がバレたりするシーンは導入として明快です。
大人の事情話をすると、
ソニピは経営の為に、そして興業の為に、
わざわざ他社制作映画のシビルウォーに貸出したスパイダーマンが、
こちらでもヒットしてくれなきゃ困るよ!
という意図を持っているのでこういう予告編を作らざるを得なかったのかな。
と察する事が出来ます。
特にヒーローもの映画全般としては、予告編詐欺と評される
ワーナーブラザーズの映画「バットマンvsスーパーマン」「スーサイドスクワット」
辺りと比べればまともな宣伝方法なのかも知れません。
また、同社におけるスパイダーマン作品は実はこれで2回目のリブート。
サム・ライミ版の3部作と、アメイジングタイトルの2部作があります。
アメイジングスパイダーマンは伏線を張っていたのに、
2作品目が不作だったのと、ヒロインの死亡というショッキングなラストがあり、
その流れの上で俳優がアベンジャーズとの関わりを拒否した為、
3作品目が立ち消えて今回のリブートに繋がったという経緯があります。
まぁ細かい事は考えずに、新しい、
若い世代のスパイダーマンを見に行く心持が大事ですね!

つづきはひみつで。
また次回。

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